ユベントスはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの今夏残留が濃厚である中、マンチェスター・シティのブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス獲得にむけた動きを見せているようだ。16日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
ジェズスは2017年1月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のパルメイラスからマンチェスター・シティへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはプレミアリーグで22試合に先発出場したものの、UEFAチャンピオンズリーグでは2試合にしか先発メンバーに名を連ねていない。また、同選手はマンチェスター・シティとの現行契約を2023年6月まで残しているが、ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとでの序列低下を懸念する声が上がっている。
一方、ユベントスは2020/21シーズン終了後にアンドレア・ピルロにかわりマッシミリアーノ・アッレグリ氏が監督に就任。アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが契約延長に向かっているほか、スペイン代表FWアルバロ・モラタがアトレティコ・マドリードからのレンタル期間延長が正式決定している。くわえて、今夏退団がささやかれていたロナウドがクラブ首脳陣に残留の意向を伝えている。
その中、ユベントスはジェズスの獲得にむけてマンチェスター・シティ首脳陣にコンタクトをとっている模様。同選手の市場価値は6000万ユーロ(約78億円)にのぼるものとみられるが、買い取りオプションが付いた1年レンタルでオファーを準備しているようだ。
なお、ユベントスはパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディへの関心も強めているとのことだ。前線の主力3選手が残留する中、さらなる前線の戦力強化へ図る考えだ。
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