ユベントスはイタリア代表の一員としてEURO2020を戦っているサッスオーロのMFマヌエル・ロカテッリの獲得を逃すかもしれない。8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在23歳のロカテッリはサッスオーロの主力として活躍すると、EURO2020のイタリア代表に選出。グループステージ第2節・スイス戦で2ゴールをあげると、決勝トーナメント1回戦・オーストリア戦や準決勝・スペイン戦でもピッチに立ち、チームの決勝進出に貢献している。
ロカテッリはサッスオーロとの契約期間が2023年6月まで残している。しかし、同選手の去就を巡っては、先月にボルシア・ドルトムントやアーセナル、マンチェスター・シティからの関心が伝えられていた。
その中、ユベントスはロカテッリをトップターゲットに掲げているものとみられ、買い取り義務付きのレンタルで総額3000万ユーロ(約40億円)、19歳のDFラドゥ・ドラグーシンの譲渡という条件でオファーを用意しているという。
しかし、サッスオーロのジョバンニ・カルネバリCEO(最高経営責任者)は『スカイスポーツ』の取材で「ロカテッリについては、国外の1クラブとの交渉が進んでいる。数日後にはユベントスとも会談を行う予定だ。ただイタリア国内のクラブにとって金銭面での条件から(ロカテッリの)獲得が難しい状況にあるので、まだ交渉は行っていない」と語っている。
ロカテッリの市場価値はEURO2020での好パフォーマンスを発揮したこともあり、さらに上昇しているものとみられるだけに、国外移籍の可能性が高そうだ。
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