明治安田生命Jリーグの徳島ヴォルティスやファジアーノ岡山の在籍した過去を持つアルゼンチン人FWニコラス・オルシーニが、アルゼンチン国内屈指の強豪クラブであるボカ・ジュニアーズへ加入した。11日、クラブ公式サイトが伝えている。
オルシーニは2016年冬にアルゼンチン国内のアトレティコ・デ・ラファエラから徳島ヴォルティスへ完全移籍により加入。しかし、外国人枠の兼ね合いもあり徳島ヴォルティスではプレーせず、韓国2部のFC安養やオーストリアのSVホルンへレンタル移籍。その後、2017年夏にはファジアーノ岡山へレンタルにより加入すると、J2リーグで12試合に出場して1ゴールをマーク。シーズン終了後に徳島ヴォルティスへ復帰したが、2018年冬にパラグアイのスポルティボ・ルケーニョへレンタル移籍すると、同年夏にアルゼンチン国内のクラブ・アトレティコ・サリメントへ完全移籍していた。
オルシーニは2019年夏からアルゼンチン1部のCAラヌースに在籍。今年はアルゼンチン国内のリーグカップ戦で12試合に出場して1ゴールをマーク。同選手には日本代表DF冨安健洋が在籍するボローニャが関心を寄せていたが、今月11日にボカ・ジュニアーズへの完全移籍が決定。CAラヌースとボカ・ジュニアーズは移籍金150万ユーロ(約2億円)で合意に達したようだ。
Jリーグでは本来のパフォーマンスを発揮できなかったオルシーニだが、母国の名門クラブでさらなるレベルアップを図ることになっている。
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