Jリーグ 名古屋グランパス

元デンマークU21代表FW、名古屋グランパス移籍の噂をノルウェー1部クラブが否定…

カスパー・ユンカー 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命j1リーグの名古屋グランパスへ移籍する可能性がにわかに取りざたされている元デンマークU-21代表FWカスパー・ユンカーだが、現在所属しているエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトがこの噂を否定しているようだ。12日、ノルウェー紙『ダグブラデット』が報じている。

 ユンカーは2014年にスーペルリーガ(デンマーク1部)のラナースFCでプロキャリアをスタートさせた後、デンマーク国内の複数クラブを渡り歩き、昨年にFKボデ/グリムトへ加入。2020シーズンは移籍1年目ながらリーグ戦24試合に先発出場し27ゴール11アシストをあげリーグ優勝に大きく貢献したほか、リーグ得点王に輝いている。

 ユンカーとFKボデ/グリムトの契約期間は2022年12月までとなっているが、同選手の去就を巡っては名古屋グランパスが獲得にむけてFKボデ/グリムトと交渉を行っているとアメリカメディア『ESPN』が伝えていた。しかし、FKボデ/グリムトの幹部は『ダグブラデット』の取材においてユンカーへのオファーは届いておらず、日本のクラブと一切交渉は行っていないと主張しているようだ。

 なお、名古屋グランパスは13日に行われたJ1リーグ第4節・ヴィッセル神戸戦で1-0と勝利している。ただ、FW柿谷曜一朗やFW齋藤学につづいて北欧でキャリアの絶頂期を迎えているデンマーク人を新たに迎え入れることはなさそうだ。