明治安田生命J1リーグの浦和レッズは11日、今シーズンのキャプテンが元日本代表MF阿部勇樹に決まったことを公式発表している。
無冠に終わった昨シーズンからの巻き返しが求められる浦和レッズは、徳島ヴォルティスをJ1リーグ昇格に導く手腕を発揮していたリカルド・ロドリゲスを招へい。現在は沖縄キャンプのトレーニングにおいて戦術の浸透を図っており、2月下旬の開幕に向けて各選手がコンディションを高めているところだ。
その中、キャプテンとしてチームをけん引する39歳の阿部勇樹は「今シーズンから、改めてキャプテンをやらせていただくこととなりました。過去にもやらせていただきましたが、浦和レッズのキャプテンの『おもみ』を理解しているつもりです。新監督や新たなメンバーも加わったので、これまで積み上げてきたものを大切にしながら、選手一人一人がキャプテンであるというような自覚、責任感を持ちながら、日々プレーし、新しい浦和レッズとして進んでいくことが大事だと思っています。キャプテンとして、チーム全員の意識が同じ方向を向けるように、先頭に立って走っていきたいと思います」
「チームを引っ張っていくことはもちろんですが、チームがいい時はあまり目立ちすぎず、後ろから仲間を支えることも必要だと思っています。シーズンを通して、キャプテンとしての出番が少ないことが一番の理想ですが、チームが苦しい状況や難しい時期に直面している時こそ、自分の出番だと思っています。キャプテンとして、チーム、浦和レッズのために全てを賭けてやっていきたいです。自分一人ではできないことだと思っていますし、サポートしてくれる副キャプテンのメンバーたちとともに、新しい浦和レッズのために、がんばっていきます」
「今シーズン、ファン・サポーターのみなさんと笑顔で過ごせるよう、そして近い将来満員の埼玉スタジアムでお会いできることを楽しみにしています。引き続き、応援よろしくお願いいたします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残した。
なお、浦和レッズは日本代表GK西川周作、DF槙野智章、DF宇賀神友弥の3選手が副キャプテンを務めることもあわせて発表している。
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