パリ・サンジェルマン(PSG)は現在エバートンからレンタルで加入しているFWモイーズ・キーンを完全移籍での獲得を望んでいるようだ。3日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ユベントスの下部組織出身であるキーンは2019年夏にユベントスからエバートンへ加入。移籍1年目で公式戦33試合に出場したものの、うち8試合でしか先発メンバーに名を連ねておらず2得点に終わったこともあり、昨夏にPSGへ1年レンタルにより加わっていた。今季はトーマス・トゥヘル前監督のもとで公式戦14試合で先発出場を果たすなど、出場機会を確実に増やしている。
キーンとエバートンとの現行契約は2024年6月に満了を迎える。PSGは同選手を完全移籍で獲得することを望んでいる一方でエバートンも放出に前向きな姿勢を示しており、すでにクラブ間交渉が行われている模様。エバートンは2700万ポンド(約38億円)以上のオファーで放出に応じるものとみられるが、3100万ポンド(約44億円)で合意に達するという見方が広まっているようだ。
PSG加入以降、すでに2桁得点を叩き出すなど鮮烈なパフォーマンスにより周囲からの評価を高めているキーンだが、マウリシオ・ポチェッティーノ新監督のもとでも必要不可欠な戦力であることを証明したいところだ。
コメントランキング