チェルシーのイタリア代表DFエメルソン・パルミエリはナポリへの移籍を望んでいるかもしれない。28日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
エメルソン・パルミエリは2018年1月にローマからチェルシーに加入すると、2018/19シーズンにはマウリツィオ・サッリ監督のもとでUEFAヨーロッパリーグの優勝に貢献していた。しかし昨季は公式戦18試合での先発出場にとどまると、今季はプレミアリーグでのプレー時間がわずか8分であり、フランク・ランパード監督の構想外となっている。
同選手の去就を巡っては、かねてからインテルを率いるアントニオ・コンテ監督が獲得を強く望んでいると伝えられているが、ナポリもアルバニア代表DFエルセイド・ヒサイやアルジェリア代表DFファウジ・グラムの退団に備えてバルセロナで出場機会に恵まれていないDFジュニオル・フィルポとともに獲得へ動くものとみられる。
くわえて、イタリア国内の複数メディアが報じるところによると、エメルソン・パルミエリ本人はインテルよりも出場機会が確保できる可能性の高いナポリを移籍先に選ぶ可能性があるようだ。
なお、同選手の代理人は先日、チェルシー退団の可能性こそ認めたものの、クラブ側と移籍金の設定に関してまだ協議を行っていないことを明言している。今冬にレンタルで放出される可能性もある中、来夏までにセリエAへ復帰することはあるのだろうか。
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