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アビスパ福岡、J1昇格の立役者セランテスが退団…本人は日本でのプレーを熱望

アビスパ福岡のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのアビスパ福岡は、GKジョン・アンデル・セランテスと来季の契約を結ばないことを公式発表した。

 スペイン出身のセランテスはプロデビューから長らくセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)でプレーしてきたが、2014年夏にCDルーゴからCDレガネスへレンタルで加入。その後、同クラブへの完全移籍を果たすと正守護神の座を手中に収め、2016/17シーズンには初めてラ・リーガの舞台に立っていた。アビスパ福岡には2019年に加入すると、移籍1年目から正守護神を任せられJ2リーグ41試合に出場。今季は長期離脱もあり26試合の出場にとどまっていたものの、副主将としてチームを支えJ1リーグ昇格に大きく貢献していた。

 本人はアビスパ福岡退団について、自身のSNSを通じて「2020年シーズンの応援ありがとうございました。 クラブの決定についてとても悲しく、残念な気持ちです。 私はこの2年間、私自身のベストを尽くして来ましたが、残念ながら頑張りが足りなかったようです。 サポーターの皆様、応援して頂きまして本当にありがとうございました。この感謝では足りません」

 「一緒に戦ってきたチームメイト、コーチングスタッフ、メディカルスタッフの皆さん、ありがとうございました。そして鈴木前強化部長、川森社長、アビスパでプレーする機会を与えてくれてありがとうございました」

 「私は日本が大好きです。まだ日本でプレーしたいです。どうか私の新しいクラブを探すのを手伝って下さい」と来季もJリーグの舞台でプレーする意思を示している。