
ブラジルサッカー連盟(CBF)は29日、日本代表戦など11月開催の国際Aマッチ2試合に臨むブラジル代表メンバーを発表。FWネイマールやMFカゼミーロらが招集外となり、若手中心のメンバー構成となったが、現地では同監督やCBFによるメンバー選考への批判が噴出している。
ブラジル人ジャーナリストであるヴェネ・カサグランデ氏は発表後に「アンチェロッティ監督の代表招集には、まったく一貫性がない」と痛烈批判。「国内1部リーグで優勝争いを繰り広げているフラメンゴとパルメイラスから選手を招集しなかった判断は極めて妥当だ」と理解を示しつつも、「なぜ1部リーグで(優勝以外で)何らかの目標を達成するために戦っている他クラブに対しては、同じ姿勢を貫かなかったのだろうか」と首を傾げている。
今回招集された選手の中では、1部残留争いを繰り広げているボタフォゴからMFダニーロが招集されたほか、コリンチャンスからMFアンドレ・ルイスが選出。DFアルトゥール・ディアス(アトレチコ・パラナエンセ)とMFガブリエル・ボンテンポ(サントス)は、いずれも所属クラブが来季のコパ・リベルタドーレス出場権獲得を目指している。
それだけに、カサグランデ氏は「いったい、どこに一貫性があるのだろうか。CBFは、自らが提供するコンテンツの価値を貶めている。本当に正しい判断は、ブラジル国内でプレーする選手を一人も招集しないことだ」と矛盾を指摘。
「こうしたことがあるから、ブラジル代表はブラジルのサポーターからますます遠ざかっていく。これらのクラブのサポーターが今回の招集を喜んだと思うだろうか。もちろん、そんなはずはない」と伝えると、「(日本戦など)11月の国際Aマッチは不要だ」と切り捨てている。
なお、欧州組ではFWビニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)、DFガブリエル・マガリャンイス(アーセナル)などFIFAワールドカップ北中米大会組にくわえて、FWアラン(マンチェスター・シティ)も招集されている。
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