Jリーグ サガン鳥栖

サガン鳥栖ジョーが苦悩告白!「Jリーグで体重落ちる」孤独な環境も残留示唆の理由とは

サガン鳥栖 写真:アフロスポーツ

 サガン鳥栖所属のブラジル人FWジョーが、Jリーグと母国のプレースタイルの違いや、Jリーグの特徴がブラジル人選手に与える影響について持論を述べたほか、一部契約内容や自身の去就も明かしている。

 ブラジル『defatoonline』のインタビューで、ジョーはその「衝撃」を率直に語った。「到着した当初はカルチャーショックがありましたが、1年以上が経ち、文化にも適応できたので、今はより落ち着いています」

 だが、ピッチでの話はもっと踏み込んでいる。「日本のサッカーはより速く、試合でもトレーニングでも細部まで求められます。僕もそうですが、一般的にブラジルから来た選手は体重が少し落ちます。スピードが速く、フィジカル面の要求が高いからです」

 これは単なる感想ではない。欧州のような「フィジカルの塊」とも、南米のような「個の技術」とも異なる、Jリーグ特有の「高強度×組織的圧縮」がブラジル人選手の身体を文字通り削り取っているという告白だ。外国人選手にとってのJリーグの要求水準は、世界的に見て過小評価されている。

 孤立無援の環境も、適応を一層困難にした。

 「通常、クラブには2、3人のブラジル人がいますが、自分はチームで唯一のブラジル人です。言語も大きく異なるので少し大変でした」とジョーは明かす。精神的な支柱なき孤独の中で昨季の負傷も重なった。「ブラジルではなかったことなので、少し影響がありました」という言葉は、軽く流せない。

 一方で、ジョーは現在の自分を「5年前とは別人」と断言する。「今はより成熟し、自覚もあります」。成長の自己評価は高い。

 去就については明確だ。「あと2年契約が残っていますし、クラブも自分を必要としています」。少なくとも2026/27シーズンまで鳥栖に留まる意思を示したことになる。

 今季は2月28日の鹿児島ユナイテッド戦で途中出場した後、しばらく公式戦から遠ざかっていたジョー。3月29日のガイナーレ鳥取戦で再び20分以上プレーしたとはいえ、稼働率が高いとは言えない。本人のメンタル状況を踏まえると、鳥栖が今夏の補強でブラジル人選手の獲得に動くのか、その判断が問われている。