
ヴィッセル神戸所属のブラジル人FWエリキは、町田ゼルビアからの期限付き移籍期間が2025年12月31日までとなっているが、現時点で完全移籍移行の公式発表はなし。元横浜F・マリノス所属アタッカーの去就に注目が集まっているが、ここに来て神戸、町田いずれも退団する可能性が取りざたされている。
エリキは12月12日にインスタグラムを更新。カタール航空の便に搭乗していることを報告するとともに、「アジアでの6シーズン、私と家族は世界一の航空会社とともに旅をしていました」とポスト。2025シーズン終了直後というタイミングで、横浜FM移籍1年目の2019シーズンから今季までを振り返っているだけに、横浜FM、町田、神戸を渡り歩いたJリーグでの挑戦は終わりに近いとみられる。
現在31歳のエリキは、2019年8月にブラジル1部パルメイラスから横浜FMへ完全移籍。来日1年目からJ1リーグ12試合の先発出場で8ゴール4アシストとJ1優勝に貢献したが、2021年1月に横浜FMを退団して長春亜泰へ完全移籍。その長春でも加入1年目から中国1部リーグ戦8ゴール10アシストと結果を残したが、わずか2年でJリーグ復帰を果たしていた。
町田移籍1年目の2023シーズンはJ2リーグ戦30試合の出場で18ゴールと、主力選手として活躍していたものの、2024シーズンはJ1リーグ戦で3ゴールという結果に終わったエリキ。神戸の一員として迎えた2025シーズンは29試合の出場で9ゴール4アシストをマークした。
なお、ブラジル『ge』の報道によると、町田は長春亜泰からエリキを完全移籍により獲得したことにより、200万ドル(約2億6,000万円)という高額な移籍金を支払った模様。移籍時点で同選手と町田は4年契約を結んでいるという。
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