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日本代表MF遠藤航にリバプール退団浮上!「W杯まで…」

遠藤航 写真:Getty Images

 日本代表MF遠藤航は所属先のリバプールで出場機会が限定されている状況。プレミアリーグでのプレータイムが伸びない中、10月に行われるキリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)のパラグアイ戦、ブラジル戦を前に一部で退団の可能性が報じられている。

 現在32歳の遠藤は湘南ベルマーレ、浦和レッズ、シント=トロイデンVV、VfBシュツットガルトを経て、2023年夏からリバプールでプレー。ユルゲン・クロップ監督のもとではコンスタントにプレーしていたが、2023/24シーズン終了後にスロット監督が就任して以降は出場機会が減少。今季もここまでプレミアリーグで途中出場4試合にとどまっている。

 スロット監督のもと、出場機会に恵まれていない遠藤だが、リバプールとの契約期間は2027年6月まで。日本人選手の情報に精通している海外メディア『Jリーグインサイダー』は5日、同選手の去就についてこう伝えている。

 「エンドウは今季プレミアリーグでわずか36分しか出場していない。これがスロット監督のものでの標準となっている。リバプール残留にこだわる本人の考えをリスペクトすべきが、W杯までにレギュラーとしてプレーできる場所を探すだろう。彼は日本代表に必要不可欠な存在だ」

 なお、遠藤は10月4日に開催されたプレミアリーグ第7節のチェルシー戦で、1-1と同点で迎えた86分からプレー。しかし、チームが後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを許して敗れると、リバプールOBのジャーメイン・ペナント氏をはじめ現地の識者やメディアは「遠藤の投入は最悪」「遠藤ではなく、フェデリコ・キエーザを投入すべきだった」と主張している。