
NECナイメヘンでFW小川航基やFW塩貝健人とチームメイトのMF佐野航大は、10月に行われるキリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)のパラグアイ戦、ブラジル戦に向けた日本代表メンバーに招集されなかったが、それでもオランダ1部リーグ戦で好調を維持。すでにDF板倉滉所属のアヤックスやMF三笘薫擁するブライトンなど複数クラブからの関心が報じられているが、イングランド2部移籍の可能性もあるという。
海外メディア『SCOUTED』は10月2日、佐野がステップアップ移籍する可能性を特集。「イングランド2部所属クラブはオールラウンドなミッドフィールダーである佐野を獲得リスト上位にリストアップするだろう」と伝えた上で、こう綴っている。
「チーム作りの観点から見て、彼は多くの条件を満たしている。つい最近22歳になった佐野は、トップチームでの出場時間が1万分に近づいており、複数の役割をこなす能力も持っている。獲得できる財力のあるイングランド2部のあらゆるクラブにとって理にかなう存在です。フェイエノールト、アヤックス、PSVアイントホーフェンのいずれかに取られる前に獲得するだろう」
佐野の去就を巡っては、2025年5月以降にアヤックス、PSV、フェイエノールト、それにドイツ、イングランド、フランス、スペイン国内クラブからの関心が報じられていた。また、ブライトン、アストン・ヴィラ、ドイツ国内クラブのスカウト陣がナイメヘンの公式戦を視察。三笘のチームメイトになる可能性も期待されたが、2025年夏はひとまず残留している。
ただ一方で、オランダ『Rood Groen Zwart』は9月23日に「ナイメヘンは2026年夏、佐野の獲得を狙うクラブに2,000万ポンド(約40億円)を要求する可能性がある」と報道。ブライトンが同選手の獲得に動く可能性もあわせて伝えている。欧州5大リーグで通用するだけの能力を兼ね備えているだけに、今後イングランド2部移籍に対して否定的な意見が湧き起こるかもしれない。
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