ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

好調アトレティコ、ユベントスで構想外のアルトゥールに興味?

アルトゥール・メロ 写真:Getty Images

 2024年最後の試合で苦手としていたバルセロナ(スペイン1部)に逆転勝利を収めてラ・リーガ首位に浮上したアトレティコ・マドリード(同1部)が、ユベントス(イタリア1部)で構想外の扱いを受けているブラジル代表MFアルトゥール・メロ(28)の獲得に興味を持っているようだ。

 2020年夏にバルセロナからユベントスに加わったアルトゥールは、リバプール(イングランド1部)とフィオレンティーナ(イタリア1部)へのレンタル移籍を経験。昨夏にユベントスへとレンタルバックしたものの、今季から指揮をするチアゴ・モッタ監督の構想から外れている。

 スペイン『Fichajes』によれば、アトレティコは今季ここまで未出場となっているアルトゥールの獲得に向けて選手陣営に接触した模様。ただ、アトレティコの上層部は1月での補強に否定的であるものの、ディエゴ・シメオネ監督は優勝争いをしているリーグ戦、コパ・デル・レイ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)と試合数が増えることもあることから選手たちへの負担を軽減させたいと考えているようだ。

 また、この状況についてシメオネ監督は「我々は選手の獲得について具体的な話をしたことはない。常に一般的な話をしている。何が何だか起こるのかわからない。冬のマーケットはまだ始まったばかりだ。我々はベストの形で推移していくこととチームが改善されることを望んでいる」と述べている。

 なお、アルトゥールにはレアル・ベティス(スペイン1部)も獲得に興味を持っており、アトレティコ同様に選手サイドとコンタクトを取った模様。また、ジローナも同選手の獲得に向けて数週間前に動きを見せていたようだ。