Jリーグ モンテディオ山形

山形GK後藤雅明の長崎移籍認めた!?フライング発表謝罪声明に批判殺到

後藤雅明 写真:Getty Images

 ゴールキーパーグローブメーカーの『RG Goalkeeper Gloves Japan』は25日、モンテディオ山形所属GK後藤雅明に関するSNS投稿で話題に。V・ファーレン長崎への移籍を“フライング発表”したことを受けて謝罪したが、ネット上では厳しいコメントが相次いでいる。

 同社は25日、公式インスタグラムを更新「後藤サンタ企画」として、「来季からV・ファーレン長崎に移籍する、モンテディオ山形GK後藤雅明選手のサイン入りグローブを2名様にプレゼント!」と投稿。「コメント欄に後藤雅明選手への愛と応援の言葉を書いてください」と応募方法を案内したが、「後藤選手って、長崎移籍が決まったんですか…?」「まだ後藤選手のことについて、クラブから公式発表がないけど…」といった指摘を受けて、当該投稿を25日13時30分までに削除した。

 この件について、『RG Goalkeeper Gloves Japan』は18時ごろにXで「この度は弊社の不用意な投稿により、多くの方々にご迷惑とご心配をお掛けしたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪。「本件に関しましては、両クラブと調整させていただいております。 詳細につきましては、公式発表ののち、改めてご説明させていただきます。2024年12月14日の投稿につきましては、今回の件とは一切関係ございません。ご理解いただけますと幸いです。この度は大変申し訳ございませんでした」と声明を発表した。

 しかし、この投稿に対しても「公式リリース出てから言えよ」「大きく信頼を無くしました」「お詫びで済む話ではない」などと、批判が殺到。後藤の長崎移籍を暗に認めた格好であるだけに、「こういう知り方嫌だったな…」「はぁ。移籍するんや。 この文章だと。こんな形で知りたくなかった」といったメッセージも寄せられている。

 現在30歳の後藤は、湘南ベルマーレ、ツエーゲン金沢を経て、2022年から山形でプレー。加入1年目から正守護神として活躍すると、2024シーズンもリーグ戦全試合でスタメン出場。チームをJ1昇格プレーオフへと導いたが、PO準決勝ファジアーノ岡山戦で3失点を喫した。

 飲食店やメーカーなど、第3者が公式発表前にJリーガーの移籍をフライング発表するケースが相次いでいるが、こうしたSNS投稿により移籍が破談になったケースもある。それだけに、後藤の去就を心配する声も挙がっている。