3位:エジガル・ジュニオ
昨年は怪我の影響もあり10試合の出場に留まったFWエジガル・ジュニオ。3年連続となる二桁ゴールは叶わなかったが、今季はそんな鬱憤を晴らすかのような活躍を見せた。
こぼれ球への反応の速さやエリア内でのシュートの巧さが光り、174cmと決して大柄ではないがヘディングでのゴールも多く奪って28試合出場でチーム2位となる15ゴールをマーク。チームの爆発的な攻撃力を支えた。第28節以降から出場のない時期もあった中での得点数なだけに、シーズンを通して出場が続けば得点王も狙えたはず。来季再びJ2を戦うにあたり、過去の実績も含め二桁以上の得点は十分に計算の立つ選手であることから手放せない選手3位とした。
2位:マルコス・ギリェルメ
昨夏に長崎へ加入したMFマルコス・ギリェルメ。2年目の今季はシーズン序盤こそ途中出場がメインとなっていたが、第15節以降はスタメンに定着。35試合と多くの出場機会を掴んで、チーム3位の12ゴールとチームトップとなる8アシストを挙げプレーオフ進出に大きく貢献した。
セットプレーやサイドから高精度なボールを供給してチャンスを演出し、自らもエリア内冷静かつ丁寧なシュートで得点を挙げられる。また、サイドからの突破も大きな武器。スピード感のあるドリブルからチャンスを広げることで、より中央の強力なタレントを活かすことが可能だ。得点数はもちろんだが、推進力もチーム屈指。自慢の攻撃陣を最大限に活かせる能力を持つことから手放せない選手2位とした。
1位:マテウス・ジェズス
今シーズン圧倒的な存在感を放ち続けた長崎の外国籍選手の中でも、特に相手に脅威を与えていたのはMFマテウス・ジェズスだろう。強烈なミドルシュートや狙いすまし巻き込むようなシュートなど、高い技術を見せつけてゴールを量産。チームトップかつリーグでも2位タイとなる18ゴールを挙げている。
もちろん、その技術はシュートだけにとどまらずスルーパスに縦への突破と幅の広さも見せつけていた。能力の高さとフィジカルの強さはJ2において別格。チームに残れば間違いなく来季も前線で攻撃の起点となり、多くのゴールをもたらしてくれることだろう。しかし、過去にはJ1でのプレー経験もあることから個人昇格も含め他クラブから声がかかることも十分に考えられる。とはいえ、長崎にとっても高い攻撃力を維持するためのキーマンであることから手放せない選手1位とした。
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