Jリーグ 清水エスパルス

清水エスパルスがJ1で戦うために絶対手放せない選手トップ5

北川航也 写真:Getty Images

3位:北川航也

クラブの下部組織出身であり、今季はキャプテンも務めたFW北川航也。昨季まで主力として最前線に君臨していたFWチアゴ・サンタナの移籍に伴い、得点力に不安を抱えることも予想されたチームの中で12ゴール6アシストと多くのゴールを生み出し昇格と優勝に大きく貢献している。

相手を背負ったポストプレーなど、ゴール前だけでなく起点となるプレーでも存在感を発揮。MF乾と同様に攻撃の核として役割を果たしていた。もちろん、ゴール付近では冷静な状況判断のもとゴールやアシストといった決定的な仕事を果たしており、特に第10節のいわき戦では1ゴール2アシストと圧巻の働きを見せている。残念ながら昇格の決まった第36節栃木戦の退場により、優勝の決まった第37節いわき戦と最終節ロアッソ熊本戦への出場は叶わなかったが、今季のチームに不可欠な存在であったことは間違いない。来季はこれまで以上に、外国籍選手や期限付き移籍中の選手も含めた若手の台頭が十分考えられる清水のFW事情。それでも、北川の得点力やチャンスメイクに優れた点はJ1でも十分活かせるだろうことから手放せない選手3位とした。


山原怜音 写真:Getty Images

2位:山原怜音

2022年に清水へ正式加入となったDF山原怜音。ルーキーイヤーから主力として活躍を続けており、昨2023シーズンは怪我の影響もあって19試合の出場に留まったものの、今季は34試合に出場。フィールドプレーヤーとしてはチームで最も長い出場時間であることからも山原の重要性がうかがえる。

精度の高いキックや視野の広さを活かしたパス、加えて自ら中央へドリブルの進路を取り強烈なシュートでネットを揺らすなど今季も持ち味を存分に発揮。副キャプテンも務め代えの利かない選手の1人として存在感を示した。それだけに今冬他クラブからのオファーも十分考えられるが、清水にとっても攻守の要であることもまた事実。ルーキーイヤーからJ1の舞台で際立つプレーを見せていたことも踏まえ、3年ぶりのJ1に向けて手放せない選手2位とした。


原輝綺 写真:Getty Images

1位:原輝綺

昨夏に期限付き移籍先のグラスホッパー・クラブ・チューリッヒ(スイス1部)から帰還したMF原輝綺。今季は副キャプテンの役割も果たし、数字の上でも3ゴール4アシストを挙げてチームのJ1昇格とJ2優勝に大きく貢献した。

今季も右サイドバックが主戦場となったが、3バックの際にはセンターバックとしても存在感を発揮。機を見た積極的な攻撃参加など攻守両面で出来ることの幅が極めて広い姿を見せた。特にシーズン終盤は、昇格の決まった第36節栃木SC戦で終了間際のシュートブロックや、最終節の熊本戦でのゴールなど印象的なプレーも多くあった。得点に絡むシーンの多さに加えて、身体を張った守備や柔軟にポジションチェンジが可能な点は今のチームにとって根幹を成す存在といっても過言ではないことから、手放せない選手1位とした。

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名前大島俊亮
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