日本代表は9月11日に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選第2戦で、バーレーン代表と激突。FW中村敬斗(スタッド・ランス)やDF町田浩樹(ユニオンSG)らが試合前にアウェイゲームの厳しさを語ったが、対戦相手の関係者は日本代表の選手たちが感じている厳しさに勝機を見出している。
バーレーン紙『アル・ワタン』が9日に報じたところによると、同国代表OBのモハメド・アル・ムフタル氏は「オーストラリア代表に勝利したことで、チーム全体の士気が高まっている。日本はバーレーンを警戒する必要がある」と、代表チームの現状を分析。
「バーレーンは日本に対して、冷静かつ辛抱強く戦わなければならない」とアドバイスを送った上で、バーレーンを後押しする要素について以下のように語っている。
「試合はバーレーンサポーターで満員のホームスタジアムで開催される。それに暑さもバーレーンにとってアドバンテージになる。それにテクニック面で劣る部分を補うだけのフィジカル能力が備わっている」
このうち中東独特の暑さには、日本代表の複数選手が言及。一部報道によると、中村が「(中東の暑さは)かなり辛い」と語ると、町田は「風がぬるい感じ」と指摘。FW上田綺世(フェイエノールト)は「動かなくても暑い」と本音を漏らしたという。
ホーム開催の中国戦で7-0と圧勝した日本。W杯本大会出場権の獲得にむけて、中東での勝ち点3獲得を目指すなか、森保一監督には暑さによる疲労蓄積を考慮した采配が求められそうだ。
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