マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)を率いるエリック・テン・ハグ監督は、ナポリ(イタリア1部)に移籍したスコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(27)の売却を望んでいなかったことを明かした。
スコットランド代表として52キャップ9ゴールを誇るマクトミネイはユナイテッド下部組織出身で、強度の高いディフェンスと豊富な運動量を武器2017年夏にトップチームデビュー。昨季は複数ポジションでプレーしながら、公式戦43試合で10ゴール3アシストを記録した。
そんなマクトミネイは推定移籍金2500万ポンドと言われる金額で30日にナポリへ完全移籍。イギリス『メトロ』によれば、テン・ハグ監督は今夏もスコットランド代表MFの残留を望んでいたものの、ファイナンシャルフェアプレーの観点から売却を強いられたことを明かしている。
「彼にとっても我々にとってもとても嬉しいが、複雑な気持ちだ。彼を失いたくなかった。彼にはマンチェスター・ユナイテッドの血が流れている。彼は我々のチームにとってとても重要で、22年以上マンチェスター・ユナイテッドにいた。しかし、残念ながらそれがルールだ。売却にはルールを議論する必要があるし、当然ながら地元出身の選手やアカデミー出身の選手の方が価値が高い」
なお、ユナイテッドは今夏にパリ・サンジェルマン(フランス1部)からウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテを完全移籍で獲得。そのほかにもオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーやオランダ代表DFマタイス・デ・リフトなども獲得している。
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