今年9月にFIFAワールドカップ北中米大会のアジア最終予選を控えている日本代表。不起訴処分となったFW伊東純也(スタッド・ランス)の代表復帰が期待される中、MF守田英正(スポルティングCP)が森保ジャパンにおける自身のプレースタイルを説明。MF遠藤航(リバプール)、MF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)にも言及している。
カタールW杯の舞台で活躍するなど、今やA代表に必要不可欠な存在となっている守田。今年1,2月開催のAFCアジアカップでは、準々決勝敗退後に戦術面におけるチーム全体の約束事を定めるよう、森保一監督に訴えるようなコメントを残すなど、チーム内での影響力を強めている。
そんな守田は、インターネット動画配信サービス『DAZN』、ラジオ放送局『J-WAVE』、自動車メーカー『フォルクスワーゲン』のコラボ番組で、日本代表OBの福西崇史氏と対談。「ボランチとしての葛藤」というテーマで、日本代表でのプレーについて語っているが、福西氏から「ボランチでコンビを組みやすい選手のタイプ」を訊かれると、以下のように答えている。
「僕の場合はあまり深く考えたことがないが、攻撃的にプレーしろと言われたらそうするし、守備的にプレーしろと言われたらそうするだけなので。(ボランチコンビの)相方によって僕が攻撃的になるか守備的になるかを変えているという感覚」
「遠藤航が入った時には攻撃的にプレーするし、田中碧だったら攻撃もするけど基本的には守備。鎌田大地ならば、完全に守備。彼は守備しないで歩くので。ただ、必要最低限の部分はちゃんとやらせる」
そんな守田は金光大阪高校時代にトップ下を主戦場としていたが、流通経済大学進学後はサイドバックやセンターバックでもプレー。川崎フロンターレ加入後はセントラルミッドフィルダーとしてプレーすることが多くなった。
高校、大学、プロで何度もポジション転向を経験しただけに、同選手は「一番最初はトップ下で、そこからちょっとずつ(ポジションが)降りてきたので、違うポジションを経験したいなと思う。ボランチは完全に裏方。こんなにスポットライトが当たらないポジションってあるのかなと思う。サイドアタッカーとかフォワードは、注目されるので良いなと思う」と、攻撃陣への憧れを覗かせている。
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