Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

J1最下位札幌の鈴木武蔵、サポーターから見捨てられた?

鈴木武蔵 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグは7月13日に第23節が行われ、北海道コンサドーレ札幌とヴィッセル神戸が対戦し、1対1のドローに終わった。現時点ダントツ最下位の札幌は、試合中に何度も決定的な場面を迎えるも決定力不足が顕著であった。イライラが募る試合展開に札幌の公式Instagram上には、さまざまなサポーターの意見が飛び交っている。

 特に批判を浴びているのが、この試合の74分に勝ち越しのチャンスであったPKを外したり、試合終了間際の90分の決定的チャンスでもキックミスをするなど、今2024シーズン未だノーゴール絶不調のFW鈴木武蔵だ。コメント欄には、厳しい意見が続出した。

 「武蔵、点欲しいのはわかるが、PKなんかで点欲しがるから外すんだ、少ないチャンスでキッチリ点を決める大迫との差を感じた」、「PK決めてれば勝てた試合だった」、「1回武蔵はスタメンから外しましょ」、「リアルに武蔵休ませた方がいい、メンタル的にヤバそう」、「武蔵。山にこもって精神鍛えなおしてこい」等の声が見られる。

 最下位の札幌は、中盤から幾度となく素晴らしいパスが前線に供給されゴール前でのチャンスを創出していたが、各選手がボックス内で落ち着きを失っており、自信喪失してるであろうシーンが繰り返された。

 59分には日本代表FW浅野拓磨(マジョルカ)の実弟であるMF浅野雄也が鈴木のパスから抜け出し、決定的なシーンになってもおかしくない場面もあったが、スピードに乗り切れずフリーの見方にもパスを出さないなど、チームの状態の悪さが浮き彫りになった。

 Jリーグでは9試合連続で勝ち星がない札幌。このまま降格への道をだまって突き進むのか、上層部の判断にも注目が集まる。