DF角田涼太朗は横浜F・マリノスからイングランド2部カーディフ・シティへ完全移籍した上で、カーディフからベルギー1部KVコルトレイクへレンタル移籍することが確実である模様。ただ新天地デビューを前に問題を抱えているという。
角田は浦和レッズの下部組織、前橋育英高校、筑波大学を経て、2021年7月に横浜FMとプロ契約を締結。プロ2年目の2022シーズンにJ1リーグで18試合に出場するなど、J1優勝に貢献。2023シーズンにはリーグ戦14試合でスタメン出場したほか、昨年3月には日本代表に初招集も怪我で不参加だった。
そんな角田の去就について、横浜FMは今月12日に「海外クラブへの移籍を前提とした交渉、準備のため、チームを離れることとなった」と公式発表。
するとベルギー紙『Het Laatste Nieuws』は19日に「KVコルトレイクが藤井陽也につづき、また日本人選手を連れて来る」とリポート。ただ一方で「彼はすでにコルトレイクのトレーニングに参加しているが、まだ書類が揃っていない。そのため角田のデビューはしばらく待たなければならない」と、現時点で公式戦でのプレーが不可能であることを伝えている。
ただ『Het Laatste Nieuws』は、角田に関する問題が近日中に解消する見込みだと主張。「コルトレイクは今月28日にOHルーヴェン戦で角田の招集が可能になることを望んでいる」と綴っている。
なおベルギー国内メディアの報道によると、OHルーヴェンは19日までに浦和レッズ所属MF明本考浩の獲得を確実にした模様。28日に行われるリーグ戦で、明本と角田がともにデビューする可能性も考えられる。
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