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「日本代表と真逆」韓国代表の戦績を母国紙嘆く。マッチメイク比較で皮肉も

日本代表の選手たち 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は今月、カタールW杯以来となるドイツ代表との再戦を控えている。そんな中、韓国メディアは日本代表の戦績を紹介した上で、韓国代表のマッチメイクや同国代表率いるユルゲン・クリンスマン監督の手腕を批判した。

 日本代表はカタールW杯でドイツ代表やスペイン代表を下すと、第2次森保ジャパン発足後に国際親善試合4試合を消化。今年3月にはウルグアイ代表、コロンビア代表相手に1分1敗と結果を残せなかったが、6月の代表ウィークではエルサルバドル代表相手に6-0と大勝。ペルー戦でも4-1と大量得点で勝利を飾っている。

 一方カタールW杯でベスト16の韓国代表は、今年2月に元ドイツ代表監督のクリンスマン氏を招へい。新体制のもと、ここまで4試合を戦って勝利がないほか、指揮官が韓国国内に常駐していないことが物議を醸している。

 そんな中、韓国大手メディア『聯合ニュース』は「韓国代表は今月、英国遠征を実施。ウェールズ代表やサウジアラビア代表と対戦するが、クリンスマン体制のもとで2分2敗で勝利がない。ドイツ代表と対戦する日本代表と異なり、初勝利が急いだマッチメイクだ」と批判。

 今年6月に日本代表が2戦2勝と結果を残したことに触れた上で、「韓国代表はペルーに0-1と敗北、エルサルバドルには1-1と引き分けに終わった。日本代表の結果とは対照的だ。歴代の外国人監督で就任してから4戦未勝利は、クリンスマンが初めてだ」と嘆いている。

 W杯優勝を誇る欧州強豪国とのマッチメイクが実現していない韓国代表。クリンスマン監督は先月に「日本代表と毎週でも試合をしたい」とコメントを残した一方、韓国紙『中央日報』は「韓国サッカーが日本に追い越されたのは10年以上も前のこと」というサッカー関係者の声を紹介している。