横浜F・マリノスは今月11日、ブラジル人MFマルコス・ジュニオールがサンフレッチェ広島へ完全移籍すると公式発表。選手本人がSNSを通じて、横浜FMサポーターへ長文のメッセージを寄せている。
マルコスは昨季終了後、契約満了による退団やブラジル1部フルミネンセ復帰の可能性が報じられたものの、横浜FMと契約更新。ただ今季も日本代表FW西村拓真とのポジション争いで後れをとり、ここまでリーグ戦でのスタメン出場は5試合にとどまっていた。
また先日にはブラジルメディア『グローボ』が「マルコスは日本で5年間過ごした後、来年に日本を離れる。契約更新の合意はなく、契約満了となる来年1月に横浜FMを退団する予定だ」とリポート。母国復帰や中東移籍の可能性が報じられたものの、広島が同選手を獲得している。
そんなマルコスは11日深夜に自身のインスタグラムアカウントを更新。「2019年1月13日。無数の写真の中から選ぶことができましたが、この写真は、私がここに移籍してきてからの別れのために取っておいた一枚です」と切り出し、初来日で機内にいる自身の姿をアップしている。その上で同選手は横浜FM加入時、退団時の心境を以下のように綴った。
「初めてこのスタジアムを見たとき、『私はここに歴史を作るぞ』と自分に言いました。そして、横浜マリノスのユニフォームを着て過ごしできた素晴らしい数年の間、それを実現することができました」
「横浜マリノスは私の人生を変え、想像もしなかったことを学ばせて頂きました。ただいつかマリノスを退団することを知っていましたが、この日こそになるのを想像もしませんでした。私のキャリアをこのクラブで終えると考えてくださった方々に本当に申し訳ありませんが、皆さんご理解頂ければと思います」
「最後になりましたが、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。私はいつまでも横浜マリノスを心に抱いていくことを誓います。今まで本当にありがとうございます。。We are Marinos.!」と、横浜FMサポーターへのメッセージを締めくくったマルコス。
元横浜FM所属選手のFW李忠成が「I am proud to work with you(君と一緒にプレーできたことを誇りに思っているよ)」とメッセージを寄せるなど、早速反響を呼んでいる。
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