Jリーグ 名古屋グランパス

マテウスの移籍金は5億円未満か…名古屋からサウジ移籍の詳細を現地紙報道

マテウス・カストロ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ名古屋グランパスは今月1日、ブラジル人MFマテウス・カストロがサウジアラビア1部アル・タアーウンFC移籍で合意に達したと公式発表。現地メディアが、同選手の移籍に関する詳細を報じている。

 マテウスは大宮アルディージャ、横浜F・マリノス、名古屋とJリーグ3クラブでプレー。昨季リーグ戦で8ゴールをあげると、今季もここまでリーグ戦全試合スタメン出場と、攻撃陣の中心選手として活躍していた。

 また同選手は昨年9月のトヨタ公式YouTubeチャンネル「LAND CRUISER CHANNEL / ランクルちゃんねる」出演時には「日本代表のユニフォームを着てプレーしたい気持ちがある」とコメント。日本代表入りへの思いも明かしたことにより注目を集めていたが、今季途中で日本を離れることになった。

 マテウスのアル・タアーウン移籍については、同クラブが5億円以上の移籍金を支払う可能性が日本国内で報じられていた。しかしサウジアラビア紙『アル・リヤド』は独自に入手した情報として、移籍金は300万ドル(約4億3000万円)だと伝えている。またアル・タアーウンはマテウス獲得を公式発表した際、2年契約を結んだことを明らかにしている。

 アル・タワーウンは2022/23シーズンのサウジアラビア1部リーグを5位で終了。ジュビロ磐田、大分トリニータ元監督のペリクレス・シャムスカ氏がチームを指揮。先月末には、かつてサンフレッチェ広島でプレーしていたブラジル1部ボタフォゴFR所属FWジュニオール・サントスの獲得失敗がブラジル国内で報じられている。