元バルセロナ所属選手のMFセルジ・サンペールは、MFアンドレス・イニエスタとともにヴィッセル神戸を退団すると、先月末にスペイン2部FCアンドラへの加入が正式決定。コンディションの良さを強調するなど、新天地での意気込みを語っている。
サンペールは昨年3月に右ひざ前十字靭帯を損傷。1年以上の離脱期間をへて、今年4月5日のYBCルヴァンカップ・グループステージのサンフレッチェ広島戦で復帰した。しかしイニエスタとともに、吉田孝行監督のもとで出場機会が限定。今月15日に神戸と契約解除で合意すると、翌日のサガン鳥栖戦を最後に離日。アンドラの練習参加をへて、28日に同クラブと2年契約を結んでいる。
スペイン紙『アス』の報道によると、同選手はアンドラ加入の記者会見で「僕は以前からアンドラのプレースタイルやプロジェクトに注目していた。僕(のプレースタイルや考え方)にかなりフィットするし、お互いに高め合いたい」とコメント。
右ひざ前十字靭帯を痛めた後、公式戦での出場機会が少なかったものの、コンディション面での不安を一掃。以下のようなコメントを残している。
「慣れるのはかなり早いだろうね。状態は万全だし、僕自身まだまだ向上すべき点は多い。プレーするための準備はできており、スペイン2部リーグについても知っている。完璧だよ」
元バルセロナ所属選手のジェラール・ピケ氏がオーナーを務めるアンドラは、2021/22シーズンにスペイン3部リーグで優勝すると、2022/23シーズンの2部リーグを7位で終了。DFアドリア・ビラノバやMFジャンドロ・オレジャナなど、バルセロナでプレー経験のある選手を次々と獲得している。
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