Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FMフリー移籍秒読み。韓国代表ナム・テヒのカタール1部退団発表

ナム・テヒ(写真左) 写真:Getty Images

 元柏レイソル所属FWマイケル・オルンガを擁するカタール1部アル・ドゥハイルSCは今月30日、韓国代表MFナム・テヒの退団を公式発表。同選手の横浜F・マリノス加入が秒読み段階に入っている。

 現在32歳で攻撃的MFのナム・テヒは、2012年にヴァランシエンヌFCからレフウィア(現アル・ドゥハイル)へ移籍した後、10年以上にわたりカタール国内でプレー。2022/23シーズンはリーグ戦22試合中17試合の先発出場で6ゴール4アシストと、オルンガとともに主力選手としてリーグ優勝に大きく貢献していた。

 そんな中、韓国メディア『フットボリスト』は今月27日に韓国サッカー関係者の話として「ナム・テヒは中東を去る。横浜FM移籍に迫っている」とリポート。するとアル・ドゥハイルもナム・テヒが契約満了により退団することを発表するとともに、クラブ公式サイトを通じて同選手に感謝のメッセージを伝えている。

 一方で横浜FMの攻撃陣では、MF西村拓真が今月8日のJ1リーグ第20節・名古屋グランパス戦で負傷している。またブラジルメディア『グローボ』は27日に「マルコス・ジュニオールは契約更新の合意がなく、契約満了となる来年1月に横浜FMを退団する予定だ」と報道。UAE1部アル・バタエフからオファーが届いているほか、ブラジル国内クラブもマルコスの獲得調査を行っているという。

 横浜FMはリーグ戦21試合を終えて、首位ヴィッセル神戸から勝ち点1差の2位。J1連覇を目指す中、一抹の不安を抱える攻撃陣で韓国人選手を迎え入れることになりそうだ。