清水エスパルス所属のブラジル人FWチアゴ・サンタナは、今月22日開催の明治安田生命J2リーグ第27節・栃木SC戦でベンチ外。リーグ戦3試合つづけて出場機会がない中、栃木戦翌日にベンチ外が続いている理由を明かした。
サンタナは昨季終了後、クラブのJ2降格により退団が噂されていたものの残留。今季もここまでリーグ戦17試合のスタメン出場で7ゴールと、絶対的ストライカーとして活躍。4月の監督交代後もコンスタントに先発起用されていたが、今月9日の第25節・大分トリニータ戦で突如メンバー外。ネット上ではサンタナの今夏移籍を予想する声が上がるなど、同選手の去就に注目が集まっていた。
そんな中、本人は23日に自身のインスタグラムアカウントを更新。背番号「9」のユニフォームを身にまとう自身の後姿をアップすると、公式戦欠場が続いたことについて以下のように綴っている。
「清水エスパルスのファン・サポーターのみんなに敬意を表し、報告するよ。息子ミゲルの体調不良で家族のことに集中する必要があったから、トレーニングや試合を一時的に休んだよ。僕は元気だし、神様に感謝している。またトレーニングでベストを尽くして、次の試合に向けて準備するよ」
この投稿には、横浜F・マリノス所属FWアンデルソン・ロペスをはじめ、Jリーグでプレーするブラジル人選手がメッセージを寄せているほか、サンタナの活躍や息子の早期回復を願う日本人SNSユーザーも多く見られる。
清水はリーグ戦27試合を終えて、勝ち点43を獲得。J1自動昇格圏内の2位ジュビロ磐田から勝ち点5差の6位につけている。クラブが1年でのJ1復帰を最大目標に掲げる中、サンタナは清水の一員としてシーズン後半戦に臨むことになりそうだ。
コメントランキング