FC東京所属MF安部柊斗は今月14日、ベルギー1部昇格組のRWDモレンベークへ完全移籍することで合意。FC東京元監督のアルベル・プッチ・オルトネダ氏が、同選手のさらなる活躍を願ったほか、ベルギーでの再会を約束している。
安部はFC東京の下部組織や明治大学をへて、2020年にFC東京へ正式加入。プロ1年目からJ1リーグで27試合に出場すると、アルベル元監督のもとでも主力選手として活躍。監督交代後もリーグ戦全試合で先発出場する中、ベルギー移籍が決定。16日の明治安田生命J1リーグ第21節・鹿島アントラーズ戦後にサポーターへ別れの挨拶を行っていた。
すると、アルベル氏は17日に自身のツイッターアカウントを更新。挨拶の様子を捉えたFC東京公式ツイッターアカウントによる投稿を引用した上で、かつての教え子に以下のようなメッセージを寄せている。
「シュウトのヨーロッパでの挑戦が成功することを心から祈っているよ。今までしっかりと毎日努力を重ね成長し続けてきたからこそ掴んだチャンスだと思う。勝利にこだわる魂を兼ね備えたシュウトのことだから、必ずや夢を実現させることができるだろう。Good luck!! いつかベルギーに会いに行くよ!」
この投稿をうけて、FC東京サポーターやJリーグファンからアルベル氏に対する称賛が殺到。同氏に「良い人だな」「最高の恩師だな」といったコメントが寄せられている。
なおベルギーメディア『Voetbal』の報道によると、モレンベークと安部は3年契約を結ぶことにより合意したとのこと。移籍金は70万ユーロ(約1億1000万円)とみられる。
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