Jリーグ

【J1リーグ2023】第20節ベストイレブン

川崎フロンターレ MFジョアン・シミッチ 写真:Getty Images

MF:ジョアン・シミッチ(川崎フロンターレ)

直近は上位勢を相手に2戦勝ち無しと、停滞感ただよう川崎フロンターレだったが、今第20節は横浜FCを相手に3-0と快勝。次節の首位横浜F・マリノス戦に向け、勢いとなる勝利を手にした。そんな試合で、攻守に存在感を発揮していたのがMFジョアン・シミッチだ。攻撃では安定したつなぎと高精度のフィードを、守備では相手のスピードを封じるタイトな守備をそれぞれ披露した。


ヴィッセル神戸 MF齊藤未月 写真:Getty Images

MF:齊藤未月(ヴィッセル神戸)

序盤に奪った1点を守り切り、アウェーの地で勝利を掴んだ今第20節のヴィッセル神戸(対アルビレックス新潟1-0)。そんな貴重な先制点のきっかけを作ったのがMF齊藤未月だ。相手のビルドアップに対して、FW武藤嘉紀と挟み込むように追い込みボール奪取。結果的に唯一の得点につなげている。また、新潟の攻撃を受ける機会も多い中、瞬時に危険なエリアを塞ぐカバーリング力を見せるなど、高い守備力で勝利に貢献した。


ガンバ大阪 MF福田湧矢 写真:Getty Images

MF:福田湧矢(ガンバ大阪)

5月28日のアルビレックス新潟戦以降、トンネルを抜けて絶好調のガンバ大阪。今第20節も京都サンガを相手に1-0と接戦をものにし、これで6戦負けなしと好調を維持した。そんな貴重な先制ゴールを挙げたのが、右サイドに入ったMF福田湧矢だ。前半から前で積極果敢な追い回しを見せ、得点シーンは大外からのダイビングヘッド。交代するまで背後を狙う姿勢を見せるなど、気迫のこもったプレーで勝利の原動力となった。


サガン鳥栖 MF堀米勇輝 写真:Getty Images

MF:堀米勇輝(サガン鳥栖)

セレッソ大阪に2-1と逆転勝利を挙げた今第20節のサガン鳥栖。反撃のきっかけとなる同点弾を決めたのがMF堀米勇輝だ。後半戦も中盤に差し掛かる時間帯、エリア内でボールを持つと技ありのアウトサイドシュート。相手に当たりながらキーパーの頭上を越える軌道でゴールに吸い込まれる美しいゴールでゲームを振り出しに戻した。そのほかの場面でも精度の高いクロスで決定機を作るなど、自身の技術の高さを存分に発揮したゲームとなった。


アビスパ福岡 FWルキアン 写真:Getty Images

FW:ルキアン(アビスパ福岡)

得点力では上位勢にも引けを取らない北海道コンサドーレ札幌を相手に、2-1と逆転勝利を収めた今第20節のアビスパ福岡。その2得点でいずれもアシストをマークしたのがFWルキアンだ。相手にボールを握られる時間も長い中、冷静な判断と正確な技術でFWウェリントン、DF湯澤聖人のゴールを演出。終盤までサイドの守備でも冷静な対応を見せるなど、献身的な働きで勝利を呼び込んだ。


ヴィッセル神戸 FW大迫勇也 写真:Getty Images

FW:大迫勇也(ヴィッセル神戸)

首位横浜F・マリノスを追うヴィッセル神戸は、今第20節でアルビレックス新潟と対戦し1-0と緊迫した試合を制した。この唯一の得点を奪ったのが、今季絶好調のFW大迫勇也だ。ハイプレスから得たチャンスを決めきる決定力は流石の一言。そのほかにも決してチャンスは多くなかったが、ポスト直撃のボレーを放つなど見せ場を作っていた。

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名前大島俊亮
趣味:サッカー観戦、ゲーム(スポーツ、シミュレーション、アクションなど)
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