ヴィッセル神戸は10日に行われた明治安田生命J1リーグ第17節で、セレッソ大阪に1-2と敗北。GK前川黛也によるミスからの失点が話題を呼ぶ中、DAZN中継における吉田孝行監督へのインタビューにも注目が集まっている。
神戸は後半5分に先制点を許したものの、1分後に元日本代表MF山口蛍のゴールで同点に追いつく。しかし後半アディショナルタイムの45+3分、敵陣からのロングフィードに対応しようと、前川がペナルティエリアから飛び出して胸でトラップ。しかし直後に右足で蹴り出そうとしたところで空振り。FW北野颯太にボールを奪われると、すぐにシュートを放たれて勝ち越しゴールを許した。
思わぬ形での試合決着だっただけに、吉田監督は厳しい表情でピッチを引き揚げる。そしてDAZNのインタビューに対応したのだが、インタビュアーが「今日、勝ち点1を積み上げました。他のチームにも…」と言葉を切り出すと、引き分けではないことに気づき数秒間にわたり沈黙。
吉田監督が目線を微妙にずらす中、インタビュアーは「あっ、失礼しました。今日残念ながら勝ち点を積み上げることができませんでした」と訂正した上で質問している。
この時の動画は、瞬く間にツイッター上で拡散。「これはダメだろ」「監督によってはブチギレだな」「放送事故だよ」といった声のほかに、「吉田監督の眼の泳ぎ方が怖い」「吉田監督、内心怒っているんだろうなあ」と神戸指揮官の胸の内を気にするサポーターもいる。
ただ一方で「アディショナルタイム前に質問をを準備してたんでしょうね」「事前に用意していたんだろうな」「ドンマイ」とインタビュアーを思いやるコメントも見られる。なお神戸はC大阪戦での敗北により、首位を横浜F・マリノスに明け渡している。
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