かつて浦和レッズや横浜F・マリノスなどでプレーしていた日本代表FWオナイウ阿道に、リーグアン(フランス1部)トゥールーズFC退団の可能性が浮上。同クラブの会長とオナイウの会談内容を現地メディアが報じている。
オナイウは2021年7月に横浜FMからトゥールーズへ完全移籍。昨季はフランス2部リーグ全38試合中27試合に先発出場して10ゴール2アシストをマーク。リーグアン昇格の立役者となっていた。また今季もリーグアンで34試合に出場。しかし熾烈なポジション争いもあり、スタメン出場はわずか9試合にとどまった。
フランス紙『ラ・デペチュ』は今月はじめ、トゥールーズ所属選手の去就を特集。オナイウについて「彼は来年6月に契約満了となる。クラブは移籍金を確保するため、今年夏に売却する可能性がある」と伝えている。
またダミアン・コモリ会長は同紙のインタビューで、オナイウ本人と今後について話し合ったことを告白。「オナイウに関しては、契約延長の交渉はしていない。彼は私に『残りたい』と言ったが、契約延長は考えていないようなので、『問題ない、喜んで』と伝えたんだ」と会話内容を明かしている。
なおオナイウの去就についてはベルギーメディア『VOETBAL』が昨年4月、シント=トロイデンVV(STVV)がFW原大智の後釜としてオナイウに関心を寄せていると報じていた。STVV新監督のトルステン・フィンク氏が複数の日本人選手獲得の目標を明かしているだけに、STVVが同選手の獲得に動くか注目が集まる。
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