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「三笘薫は最高の選手だが…」エルサルバドル代表監督が日本代表に警告

三笘薫 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今年6月に行われるキリンチャレンジカップでエルサルバドル代表と対戦する。この一戦にむけてはMF三笘薫(ブライトン)やMF久保建英(レアル・ソシエダ)、FW古橋亨梧(セルティック)らが招集されているが、エルサルバドル代表監督が日本代表の印象や要警戒選手を語った。

 日本代表は6月15日に豊田スタジアムでエルサルバドル代表と対戦するほか、20日にはパナソニックスタジアム吹田でペルー代表と激突。昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会でプレーした三笘や久保、MF堂安律(SCフライブルク)のみならず、FW中村敬斗(LASKリンツ)をはじめ新戦力の台頭も期待されている。

 カタールW杯ベスト16という実績を持つ森保ジャパンとの対戦を前に、エルサルバドル代表のヒューゴ・ペレス監督は今月、エルサルバドルメディア『エル・グラフィコ』のインタビューで「日本代表は、2023年に我々が対戦するチームの中で最も厳しいライバルになるだろう。彼らのペースについていけるかどうか分析できるので、日本戦は重要だ。戦術面で選手たちがかなり成長するだろう」とコメント。

 日本代表の注目選手を聞かれると、「日本代表には三笘という最高のウインガーがいる。彼をマークしなければならないのは、おそらくブライアン・タマカス(オークランド・ルーツSC)かウィリアム・カナレス(アリアンサFC)だろう」と回答。

 「しかし我々にとって重要なのは、彼らが守備でどのようなパフォーマンスを見せるか、また、日本代表に対して攻撃面でどのようなプレーをするかだ。我々が守備に回ることはない。日本代表に対して攻撃と守備両面でどう戦うことができるかということなのだ」とゲームプランにも言及した。

 なおエルサルバドル代表は2019年9月6日のキリンチャレンジカップで日本代表と初めて対戦し、0-2と敗北。今回のマッチメイクで2度目の顔合わせとなる。また1982年を最後にW杯本大会出場はない。