明治安田生命J1リーグ浦和レッズ所属のオランダ人FWブライアン・リンセンに母国復帰の可能性が浮上。名古屋グランパスからユトレヒトへ期限付き移籍中のMF前田直輝とチームメイトになるかもしれない。
リンセンはオランダ1部フィテッセやフェイエノールトなどをへて、昨年6月に浦和へ完全移籍。ただ昨年7月の親善試合パリ・サンジェルマン戦で負傷。長期離脱を強いられて昨季はリーグ戦3試合の出場にとどまると、今季はここまでリーグ戦でのスタメン出場はわずか3試合。AFCチャンピオンズリーグ決勝アル・ヒラル戦では2試合いずれもベンチメンバーから外れるなど、定位置奪取には至っていない。
オランダメディア『Voetbal』の報道によると、オランダ1部のユトレヒトがリンセンの獲得を検討しているとのこと。ユトレヒトは元オランダ代表FWバス・ドストとギリシャ代表FWタソス・ドゥヴィカスの退団がほぼ確実であることから、攻撃陣の補強が急務であるという。
また記事内では「リンセンは浦和と2025年1月までの契約を残している。しかし彼はまだ本領を発揮しておらず、大半の試合でベンチスタートだ」と綴られている。
ユトレヒトは今季のオランダ1部リーグで勝ち点54を獲得。来季欧州カップ戦出場圏内の4位AZから13ポイント差の7位でシーズンを終えている。またユトレヒトには、前田が名古屋からの期限付き移籍により在籍。同選手の期限付き移籍期間は今年6月までであり、現時点では去就不透明とみられている。
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