川崎フロンターレは、24日に埼玉スタジアムで行われたYBCルヴァンカップ・グループステージ第5節で浦和レッズに1-2と敗北。ネット上では、GKチョン・ソンリョンのプレーを巡る議論が飛び交っている。
問題視されているのは、1-2と川崎がビハインドで迎えた後半アディショナルタイム90+2分のシーン。GK鈴木彩艶のパントキックにFW髙橋利樹とDF佐々木旭が空中で競り合うと、セカンドボールがソンリョンのもとへ転がる。ソンリョンはペナルティエリア内でボールをキャッチしたが、ボールを両手でつかんだままペナルティエリア外へ。すぐにボールをピッチに置き、前方に向かって蹴り出した。
ペナルティエリア外では、ゴールキーパーの手にボールが触れているとハンドの反則となる。この場合だと浦和に反則のあった地点で直接フリーキックが与えられるが、主審がソンリョンのハンドをとることはなく、何事もなかったかのように試合は進んだ。
このシーンはツイッターやYouTubeで瞬く間に拡散。「ハンドのように見える」、「堂々としすぎて気づかれない」、「こういうのよくあるよな」、「一瞬オフサイドでもあったのかと思った」という声が上がっているほか「主審見逃しているのはマズイのでは…」、「副審がちゃんと見るべき事象かな」と審判の判定に改善を求めるファンもいる。
なお川崎は浦和戦での黒星により、グループ首位通過の可能性が消滅。浦和は勝ち点7で首位に浮上している。
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