セルティック所属の日本代表MF旗手怜央は、MF三笘薫擁するプレミアリーグ(イングランド1部)ブライトン移籍に関する噂を否定。スコットランド1部リーグ優勝祝賀会の欠席理由を語ったが、現地ではブライトン移籍が濃厚との見方が広まっている。
旗手の去就については、英メディア『フットボール・インサイダー』が先月上旬に「ブライトンは、旗手の今夏獲得に狙いを定めており、すでに定期的にセルティック戦を視察している」とリポート。リーズ・ユナイテッド、ウェストハム・ユナイテッド、ニューカッスル・ユナイテッドからの関心も伝えられている。
すると英メディア『フットボール・スコットランド』は今月9日、旗手のリーグ優勝祝賀会欠席を報道。グラスゴー国際空港での目撃情報をもとに「ブライトン移籍交渉のためにイングランドへ向かったという憶測が駆け巡っている」と伝えたが、旗手本人は「たいしたことではありません。僕は私情でチームを離れなければいけなかったんです。ブライトンの試合には行っていませんし、自宅でテレビを見ていました」と噂を否定していた。
しかし『フットボール・インサイダー』は11日、旗手の状況を知る関係者の話として「ブライトンは、セルティックのスター選手である旗手を追いかけている。今年夏の獲得へ本気だ」と報道。セルティックとの契約を2026年6月まで残す中、移籍に傾いている旗手の現状を伝えたのだ。
旗手は昨年1月、川崎フロンターレからセルティックへ完全移籍。海外挑戦1年目の2021/22シーズンからレギュラーに定着すると、今季はここまで公式戦40試合の出場で8ゴール10アシストをマーク。主力選手としてリーグ連覇に大きく貢献すると、スコットランドリーグ年間最優秀選手の受賞候補に選ばれている。
なおブライトンは三笘の活躍もあり、プレミアリーグで7位と来季欧州カップ戦出場権争いを展開している。三笘のブライトン残留が濃厚と報じられているだけに、川崎時代以来となる旗手と三笘の共闘が期待される。
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