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浦和がタイ代表MF獲得?提携先ムアントンから練習参加へ

ウィーラテップ・ポンパーン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズは以前、パートナーシップ提携先であるタイ1部ムアントン・ユナイテッド所属のタイ代表MFウィーラテップ・ポンパーン獲得が噂されていた。そのウィーラテップが2022/23シーズンのリーグ戦終了後に浦和のトレーニングに参加するとタイ国内で報じられている。

 身長182cmで左利きのウィーラテップは、2018年12月にムアントンへ加入。2021年からボランチでレギュラーに定着。今季はここまでリーグ戦28試合中26試合でスタメン出場し、1ゴール6アシストをマーク。2021年12月の東南アジアサッカー選手権でタイ代表に初めて招集されると、昨年12月から今年1月にかけて行われた東南アジアサッカー選手権では決勝ベトナム戦2試合で先発出場するなど、タイ代表の優勝に貢献している。

 同選手の去就については、昨年5月に北海道コンサドーレ札幌移籍の可能性が報じられていた。しかしムアントンの幹部はタイ国内メディアのインタビューで「我々はウィーラテップのJリーグ挑戦を以前から計画している。ただ、(Jリーグ挑戦の時期は)来年であり、浦和レッズが最初のクラブになるだろう。我々は彼を1年間のレンタルで日本へ行かせるつもりだ」と、浦和移籍を優先させる意向を示していた。

 このムアントン幹部の発言からおよそ1年後、タイメディア『buaksib』は「ムアントンはタイ1部リーグのシーズン終了後、ウィーラテップを浦和の練習に派遣する予定だ」とリポート。練習参加期間については2週間と伝えている。

 浦和の西野努TD(テクニカルダイレクター)は昨年10月、ムアントンの公式戦を現地視察。タイメディア『SMMスポーツ』の報道によると、西野TDはウィーラテップを含むムアントン所属3選手の動向を注視しているという。

 パートナーシップ提携もあり、浦和への練習参加が実現しそうなウィーラテップ。練習でのパフォーマンス次第では浦和との正式契約締結も考えらえるだけに、大きな期待が寄せられる。