明治安田生命J1リーグ北海道コンサドーレ札幌所属DF西大伍が今月12日、自身のYouTubeチャンネルを更新。Jリーグクラブの“営業力”について私見を述べた上で、川崎フロンターレが直近数年間でJリーグ屈指の強豪クラブへ駆け上がった理由を考察している。
川崎は2016年までJ1リーグや天皇杯、YBCルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)など主要タイトルとは無縁のクラブだった。しかし2017年にJ1初制覇を成し遂げると、昨年までの直近5シーズンで3度のJ1優勝。ルヴァンカップや天皇杯でもタイトルを獲得している。
12日に公開された動画で、西は「『クラブの担当者の態度が悪くてスポンサードの話が無くなったりする』といった話は何個か聞いています。上から目線の営業が多いという話も聞いたことがありますね」と、Jリーグクラブのスポンサー営業に言及。
「Jリーグクラブのフロント、営業は社員ですし高い給料をもらっていないと思いますので、良い人材を確保するというのも難しい。難しいというよりも、そういうところが大事だということを分かっているクラブが少ないですね」とコメントを残している。
その上で、同選手は営業面の重要性を理解しているクラブとして川崎をあげると、「川崎フロンターレの試合で知人を招待した時にスタッフの対応が良いという話をかなり聞く」と知人の実体験を語っている。
くわえて川崎が強豪クラブの仲間入りを果たした背景について「フロントがしっかりして応援してくれる人が増えて強くなったのかなと思います。強くなってその辺(応援してくれる人やスポンサー)が増えたというより、そこが最初なのかなと感じていますね」と推察した。
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