明治安田生命J1リーグ鹿島アントラーズが、ブラジル人MFディエゴ・ピトゥカに対するオファーを拒否。同選手の母国復帰の可能性が消滅したとブラジル国内で報じられている。
ブラジル1部SCインテルナシオナルの情報を扱うYouTubeチャンネル『Vozes do Gigante』は今月17日、SCインテルナシオナルが鹿島にピトゥカ獲得オファーを提示したと伝えていた。
するとブラジルメディア『Somos Fanaticos』は、「ピトゥカがブラジル復帰を望んでいる。SCインテルナシオナルは現在、鹿島からの返答を待っている」とリポート。
またブラジル1部サントス復帰の可能性について、『Somos Fanaticos』は「サントスもピトゥカの動向を注視している。しかし財政面や編成面で彼の獲得は厳しい」と主張。同選手と鹿島の契約期間が2024年1月まであることにも触れていた。
しかし英メディア『90min』ブラジル版は今月22日になって、鹿島がSCインテルナシオナルからのオファーを拒否したと報道。SCインテルナシオナルは来月4日に移籍市場閉鎖を迎える中、ピトゥカ獲得を諦めて他のMFにターゲットを定めたという。
なおピトゥカは昨年7月にサントス復帰が噂されたものの、同選手の代理人と鹿島幹部による会談をへて残留。鹿島は契約解除金満額である400万ドル(約5億3000万円)の支払いを要求したとみられている。くわえて昨年12月にはサントスが獲得オファーを再提示も、鹿島が交渉に応じなかったと報じられている。
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