Jリーグ 栃木SC

“神の手ゴール”栃木SC髙萩洋次郎の投稿揶揄。大宮サポ「ハンドで嬉しいか」

髙萩洋次郎 写真:Getty Images

 栃木SC所属MF髙萩洋次郎は、今月19日に行われた明治安田生命J2リーグ第5節大宮アルディージャ戦の“神の手ゴール”で話題を呼んでいる。その髙萩が試合後に自身のインスタグラムアカウントを更新。勝利への喜びを綴ったが、一部からハンドの反則があったと指摘されている。

 髙萩は1-1で迎えた81分、ペナルティエリア内に転がるボールに目がけてスライディングし、ボールを弾こうとしたGK笠原昂史と交錯。ボールは笠原の身体に当たった弾みで髙萩の左手を直撃し、そのままゴールマウスに吸い込まれた。

 しかし主審はハンドの反則をとらず、髙萩のゴールと判定。同選手もゴール裏に陣取る栃木サポーターのもとへ駆け寄り喜びを爆発。この神の手ゴールが決勝点となっただけに、SNS上では「明らかにハンド」、「サッカーのルール変わったのか」と戸惑いの声が沸き起こっている。

 一方で髙萩本人は19日夜、試合後にチームメイトやコーチングスタッフ、サポーターと勝利の喜びを分かち合う自身の姿をインスタグラムアカウントに投稿。「今シーズン初勝利。ホーム初勝利。最高の雰囲気をありがとうございました!またマフラーを一緒に振れるように頑張ります!」とコメントを残すと、栃木サポーターから「今季初勝利おめでとう!」、「諦めない気持ちが勝利に繋がりましたね」、「ナイス神の手ゴール」といったメッセージを寄せられている。

 しかし大宮アルディージャと思われる複数のSNSユーザーは「ハンドでゴールとても嬉しいでしょうね」、「どう見てもハンド」、「ゴールパフォーマンスが気に入らなかったです」と、同選手を揶揄。ハンドの反則が適用されなかったことへの不満を髙萩本人にぶつけている。

 DAZN中継の実況・解説者も困惑を隠せなかった髙萩による神の手ゴール。ツイッター上では、DAZN制作番組『Jリーグジャッジ リプレイ』での議論を求める声も数多く見られる。