トリノに所属するイタリア代表MFサムエレ・リッチ（21）に対して、複数クラブが関心を示しているようだ。イタリア『トゥット・メルカート』が伝えた。
エンポリ下部組織出身のリッチは2019年にトップチーム昇格を果たすと、昨年1月にレンタルでトリノへ加入。ボール奪取能力の高さや高いパス精度を武器にアンカーとしてレギュラーポジションを手にすると、今季はここまで公式戦11試合に出場している。
昨年6月にはイタリア代表デビューを果たしたリッチに対して、今季のセリエA上位3クラブであるナポリ、インテル、ミランが関心を示しているという。ただ、トリノは850万ユーロ（約11億9000万円）で獲得した同選手の慰留に務める方針で移籍金3000万ユーロ（約43億2000万円）以上を要求する構えのようだ。
昨年にはアトレティコ・マドリードからの関心も報じられるなど、注目株へと成長したリッチ。今夏にステップアップすることはあるのだろうか。
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