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鎌田大地ドルトムント移籍合意報道で関係悪化?フランクフルト監督注目発言

鎌田大地 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属のカタールW杯日本代表MF鎌田大地は、ボルシア・ドルトムントへの移籍がほぼ確実と報じられている。フランクフルト率いるオリバー・グラスナー監督は同選手の去就に関して、とある要求をしていた。それだけに両者の関係性に注目が集まっている。

 鎌田大地の去就については、先月中旬にフランクフルトからの契約延長オファー拒否が伝えられると、先月23日になって「ドルトムントと5年契約締結で合意」と複数のドイツメディアが一斉に報道。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も今月1日に「ドルトムント、鎌田大地とのフリートランスファーによる契約は口頭でほぼ合意。あとは契約締結を待つのみ」と伝えていた。

 ただ一方でリバプールの獲得候補入りも報じられているほか、先月25日のRBライプツィヒ戦ではミランとバルセロナのスカウト陣が視察に訪れたとみられている。

 一方、グラスナー監督は先月16日に記者会見で「彼がフランクフルトを去ることになれば、メディアで報じられる前に移籍先を私に知らせてほしいし、そうであることを望んでいる」とコメント。メディアで報じられる前に、移籍先を知らせるよう選手本人に求めていた。

 ただ先月下旬にドルトムント移籍合意が報じられると、指揮官は今月2日時点で同選手の去就についてコメントを残していない。

 ドイツ国内の複数メディアは、今月5日に行われるボルフスブルク戦での鎌田大地スタメン出場を予想している。ドルトムント移籍合意が大々的に報じられているだけに、グラスナー監督の要求に鎌田大地本人が応えたのか気になるところだ。