Jリーグ サンフレッチェ広島

「審判への罰金提案」で炎上!広島vs札幌ノーゴール誤審に関口訓充持論も…

関口訓充 写真:Getty Images

 今月18日開催の明治安田生命J1リーグ開幕節・サンフレッチェ広島対北海道コンサドーレ札幌におけるノーゴール判定の「誤審」を巡って、ネット上では様々な意見が飛び交っている。そんな中、関東サッカーリーグ1部・南葛SC所属のMF関口訓充(37)が「審判への罰金制度」を提案。同選手の投稿が炎上する事態となっている。

 日本サッカー協会(JFA)は22日、73分にMF川村拓夢のシュートがGK菅野孝憲のセーブに阻まれた場面について主審がVAR(ビデオアシスタントレフェリー)の介入をへてノーゴールと判定したものの、これが誤審だったと説明している。

 このJFAの発表内容が話題を呼ぶ中、関口訓充は22日夜に自身のツイッターアカウントを更新。「J1で審判のミスを発表した。人間だから仕方ないけどVARもいれてミス。選手からしたら勝利給やこの勝ち点で優勝、降格も関わってくると思うし、退場とかでも罰金とかもあったりするしそれなら審判もお金もらってるなら罰金あってもいいと思うけど。何試合か笛吹けないとかじゃなくてね… 俺は思う」と、一選手としての意見を述べている。

 そしてSNSユーザーから様々なコメントが寄せられると、「みんな素晴らしい一人一人の意見!そうやってJリーグはどんどん大きくなってきたんだから、一人一人違った意見があっていいんです! 間違った意見を言えば非難されるから黙っとこじゃだめなんです。意見なんだから正解はない! 一人一人の思った事があるはず」と綴っている。

 ただ「審判への罰金」という文言に対して、「ミスした人を罰するという考えは嫌だ」、「選手の一方的なエゴを審判にのみ負わせる考え方は短絡的」、「審判を攻撃するな」、「選手がこういう発言するのはまずい」といった批判が噴出。

 「Jリーグ担当審判員にも昇降格あるし、給与額も変わる」、「審判の給与安いし、地位の向上が優先課題なのに…」、「ルールや規定を理解していないのでは?」と、審判員の待遇やルールを把握した上で自身の考えを発信するよう求める声も見受けられている。

 なおサンフレッチェ広島は、今回のノーゴール判定の誤審をうけて声明を発表。仙田信吾代表取締役社長はクラブ公式サイトを通じて「審判員の皆さんは毎試合ベストを尽くしてくださっています。スポーツマン精神に則って、審判員への誹謗中傷など決してないように、お願いいたします」と呼びかけている。