カタールW杯日本代表FW伊東純也(29)は、リーグアン(フランス1部)スタッド・ランスからのステップアップ移籍が噂されている。そんな中、日本代表DF酒井宏樹(32)やDF長友佑都(36)の古巣であるオリンピック・マルセイユが、伊東純也の獲得にむけて動いている。
フランスメディア『10sport』は「オリンピック・マルセイユがが次の移籍ウィンドウで獲得したいストライカーを発見」と見出しをうち、独自に入手した情報として「マルセイユのスカウト陣は、今夏の伊東純也獲得を視野に入れており、定期的にスタッド・ランスの試合を視察している」とリポート。
「この日本代表選手がマルセイユの目に留まったのは偶然ではない。彼は今季のリーグアンで4ゴール、2アシストを記録している。チームに貢献するだけでなく、国際舞台での経験も積んでいる」
「伊東純也はヨーロッパで最も有名な選手のひとりではないが、すでにトップレベルでプレーできる能力を証明している。2022年のカタールW杯に日本代表の一員として出場した」と同選手の実績を高く評価している。
ただ一方で、『10sport』は伊東純也がスタッド・ランスへ加入してから1年も経っていないことに言及。同選手とスタッド・ランスの契約期間は2026年6月までであることや、スタッド・ランスがKRCヘンクに支払った移籍金が1000万ユーロ(約14億円)であることに触れた上で「スタッド・ランスは彼をマルセイユに売却する用意ができているのだろうか」と、スタッド・ランスが放出に応じない可能性を指摘している。
伊東純也は昨年7月、ベルギー1部KRCヘンクからスタッド・ランスへ完全移籍。りーぐアン初挑戦ながらも、今季ここまでリーグ戦23試合中19試合で先発出場。加入当初は前線2トップの一角でレギュラーを張っていたが、昨年10月の監督交代以降は右サイドハーフを主戦場としている。また今月12日のトロワ戦では、3ゴールに絡む活躍でチームを勝利に導いている。
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