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元札幌・檀崎竜孔に影響?マザーウェル監督解任。スコットランド2部降格も

檀崎竜孔 写真:Getty Images

 日本人選手によるスコットランド移籍が相次ぐ中、北海道コンサドーレ札幌を退団したMF檀崎竜孔(22)も先月末にマザーウェルへ加入。すでにスコットランド1部リーグでのデビューを果たしているが、成績不振によりスティーヴン・ハメル監督が解任されている。

 檀崎竜孔は先月28日、マザーウェルと2年半の契約を締結。今月1日のスコットランド1部リーグ第23節・セント・ジョンストン戦で先発出場したものの、8度のボールロストと精彩を欠きほろ苦デビューに。今月4日のリーグ戦では途中出場だったが、11日のカップ戦では前半45分間のみプレーしている。

 マザーウェルはリーグ戦24試合を終えて5勝5分14敗。2部入れ替え戦圏内の11位に沈んでいるほか、2部自動降格圏内の12位ダンディー・ユナイテッドと勝ち点「20」で並んでいる。

 そんな中、クラブ幹部は11日のカップ戦で1-3と敗れたことをうけてハメル監督を解任。英紙『デイリーレコード』の報道によると、昨年8月までダンディー・ユナイテッドを率いていたジャック・ロス氏ら5名が後任候補に挙がっているという。

 公式戦4連敗を喫するなど、2部降格の可能性が高まっているマザーウェル。シーズン後半戦巻き返しのキーマンとして期待されている檀崎竜孔だが、今回の監督交代によって出場機会を減らすことも考えられる。