Jリーグ 柏レイソル

オルンガの再来?柏が大型オランダ人FWフロート獲得。移籍金3億円弱か

ジェイ=ロイ・フロート 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・柏レイソル所属には、かつてケニア代表FWマイケル・オルンガ(28)が在籍。同選手は2020年にJ1リーグ得点王やJリーグMVPのタイトルを獲得している。そんなオルンガと同じく、身長190cm超の大型ストライカーであるデンマーク1部ヴィボーFF所属FWジェイ=ロイ・フロート(24)の柏レイソル移籍が確実となった。

 デンマーク紙『B.T.』は今月14日、柏レイソルがヴィボーFFに移籍金1300万デンマーククローネ(約2億4000万円)による獲得オファーを提示したと報道。フロートとヴィボーFFの契約期間は今年6月までであるほか、契約延長の可能性は低いとみられていた。

 するとオランダメディア『VOETBAL』は今月下旬、関係者の話として「フロートの柏レイソル移籍が決定した」とリポート。柏レイソルとヴィボーFFは、移籍金およそ200万ユーロ(約2億8000万円)で合意に達したという。

 またフロートの今後について「彼はこれからメディカルチェックを受けなければならず、その後契約書にサインをする。移籍の手続きにやや時間を要する見込みだ」と伝えている。

 身長193cmで右利きのフロートは、かつてオランダの年代別代表に選出されたストライカー。過去にプレミアリーグのリーズ・ユナイテッドやオランダ1部フィテッセなどに在籍しており、2021年7月からヴィボーFFでプレーしている。

 また2022/23シーズンはここまでデンマーク1部でリーグ戦全17試合に先発出場。9ゴール3アシストと結果を残しているほか、UEFAヨーロッパリーグ予選ではウェストハム・ユナイテッドと対戦している。

 なお柏レイソルの外国籍選手では、サガン鳥栖からDFジエゴ(27)を獲得。一方でMFドッジ(26)がブラジル1部サントスへ完全移籍したほか、FWペドロ・ハウル(26)もブラジル1部昇格クラブのヴァスコ・ダ・ガマへ完全移籍。MFロドリゴ・アンジェロッティ(24)は、大宮アルディージャへ期限付き移籍している。