ベルギー1部リーグの舞台にまたひとり日本人選手がやって来た。明治安田生命J1リーグ・浦和レッズでプレーしていたMF松尾佑介(25)は、現地時間27日までにKVCウェステルローへの移籍手続きを完了。今週末にも両クラブから公式発表があるものとみられる。
松尾佑介は海外移籍の可能性が報じられる中、今月20日に浦和レッズの沖縄キャンプから離脱。浦和レッズは同選手の離脱理由を「海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため」と説明していた。
するとベルギーメディア『GVA』は27日になって「KVCウェステルローは松尾佑介の移籍を完了させた」と報道。これによると、同選手はすでにメディカルチェックを通過して、正式に契約を締結。27日に新天地でのトレーニングに初めて参加したという。
また契約内容については「松尾佑介は2022/23シーズン終了後までのレンタル移籍により、KVCウェステルローに加入する。買い取りオプション行使の場合には、新たに2年契約を結ぶことになる」と伝えている。
松尾佑介は浦和レッズの下部組織や仙台大学をへて、2019年に横浜FCへの加入が内定。2021年12月に横浜FCから浦和レッズへ完全移籍すると、2022シーズンはJ1リーグで25試合に出場して4ゴールをあげていた。
なおKVCウェステルローは今季ここまでベルギー1部リーグで9勝4分9敗。優勝プレーオフ圏内の4位KAAヘントから勝ち点7差の7位につけている。28日にメヘレン戦で松尾佑介がデビューするか注目が集まる。
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