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元名古屋・相馬勇紀がデビュー!藤本寛也との日本人対決でチーム内最高評価

相馬勇紀(写真左) 写真:Getty Images

 ポルトガル1部リーグで多くの日本人選手がプレーする中、カーサ・ピアAC所属のカタールW杯日本代表MF相馬勇紀(25)が22日、MF藤本寛也(23)擁するジル・ヴィセンテとの一戦で新天地デビュー。元アビスパ福岡所属MF邦本宜裕(25)にかわって途中出場し、チーム内最高評価を受けている。

 相馬勇紀はカタールW杯直前に行われた強化試合・カナダ戦で先制ゴールをあげると、本大会でも1試合に先発出場。W杯開催期間中にドイツやベルギー国内クラブからの関心が伝えられていたが、今月20日になって明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパスからカーサ・ピアACへの期限付き移籍が正式決定していた。

 同選手は22日のプリメイラリーガ第17節・ジル・ヴィセンテで早速ベンチ入りすると、1-2で迎えた60分に途中出場。左ウイングでプレーする中、10本のクロスを供給したほか、シュート2本を放つなど存在感を発揮。移籍後初ゴールこそお預けとなったが、採点サイト『Sofascore』で10点満点中「7.2」とチーム内最高評価を与えられている。

 一方、右ウイングでレギュラーを張っている邦本宜裕はドリブル成功率が40%、シュート1本と本来のパフォーマンスを発揮できず、『Sofascore』で「6.4」という評価に。ジル・ヴィセンテ所属の藤本寛也は後半アディショナルタイムの90+3分までプレーし、「7.3」と高評価を得ている。

 なおカーサ・ピアACはジル・ヴィセンテ相手に1-3と敗北。直近のリーグ戦3試合未勝利も、来季欧州カップ戦出場圏内の5位につけている。