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セルティック日本人多すぎ批判に反発!ポステコグルー「彼らのお辞儀は…」

セルティック優勝式典での日本人選手 写真:Getty Images

 セルティックではカタールW杯日本代表FW前田大然(25)をはじめ、複数の日本人選手が活躍。今年1月の移籍ウィンドウでもヴィッセル神戸からDF小林友希(22)を、横浜F・マリノスから日本代表MF岩田智輝(25)を獲得。「セルティックに日本人選手が多すぎる」という批判が沸き起こる中、アンジェ・ポステコグルー監督が日本人選手の長所を語った。

 ポステコグルーは2018年から横浜F・マリノスを指揮すると、翌2019シーズンにJ1優勝。前田大然らの指導にあたったほか、当時ヴィッセル神戸に在籍していた日本代表FW古橋亨梧(28)らと対戦していることから、Jリーガーのプレースタイルや性格等について熟知している。

 そのポステコグルーが2021年6月にセルティック指揮官に就任すると、古橋亨梧をはじめ日本人選手を相次いで獲得。前田大然やMF旗手怜央(25)らが成功を収めているものの、英紙『デイリーレコード』が昨年12月に「Jリーグからの選手獲得はリスキー」と警告。現地では日本人選手の大量獲得に対して否定的な声が上がっている。

 するとポステコグルー監督は20日の記者会見に出席した際、ピッチを立ったり途中交代する際にサポーターに向かって一礼する姿を「日本人特有の礼儀正しさ」と説明した上で「一礼は日本文化の一部だ。尊敬の念を表すものであり、それが日本人の育て方なんだ」

 「Jリーグでは(試合前後に)チーム全員がサポーターにお辞儀をして、敬意を表しているんだ」と、日本人選手の良さを熱弁したのだ。

 なおセルティックはギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)の放出が濃厚とみられているが、ギアクマキスの後釜候補には清水エスパルス所属のU21日本代表MF鈴木唯人(21)の名前が挙がっている。日本人選手獲得戦略が成功しているだけに、ポステコグルー体制がつづく限りはJリーガーのさらなる海外挑戦が期待できる。