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守田英正がサンタクララ移籍後押し?元鹿島・三竿健斗「Jリーグよりも…」

三竿健斗 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズに在籍していた元日本代表MF三竿健斗(26)は昨年12月、元FC東京所属FW田川亨介(23)を擁するポルトガル1部CDサンタ・クララへ移籍。今月3日の加入会見で、CDサンタ・クララ移籍に至るまでの過程やポルトガルサッカーに対する印象などを語った。

 三竿健斗は2016シーズンから7年間にわたり鹿島アントラーズでプレー。2018シーズンのAFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献したほか、2022シーズンはJ1リーグで31試合に先発出場して2ゴールをマーク。中盤の主力選手として活躍していたが、昨年12月12日にCDサンタ・クララへの移籍が正式決定していた。

 そんな三竿健斗は、今月3日に行われた記者会見に出席。CDサンタ・クララ移籍決断に至った理由を聞かれると「守田英正選手がサンタ・クララで非常に良いプレーをしていましたし、チームを(リーグ戦で)上位に導いていました。ただサンタ・クララは今季リーグ戦で苦戦しています。オファーが届いた時、良いパフォーマンスを発揮してチームを助けることができると思いました」と、カタールW杯日本代表MF守田英正(27)がかつてCDサンタ・クララでプレーしていたことに言及。

 ポルトガル紙『O JOGO』はこのコメントをうけて「三竿健斗は、守田英正がかつてCDサンタ・クララでプレーしていたことが、自身の去就決定に左右したと明かした」と綴っている。

 また三竿健斗はJリーグとポルトガル1部リーグの違いを聞かれると「(ポルトガル1部リーグは)Jリーグと比べてプレーの強度がかなり高い印象です。(ポルトガル1部リーグの選手は)よりゴールへ向かってプレーしますね」と回答。

 「日本代表でプレーしたいですけど、その前にサンタ・クララで出場機会を得てチームを勝利に導きたいです。チームメイトや監督から信頼されるようになりたいですね。日々のトレーニングですべてを出し切らないといけません」と、今後の目標も語った。